2021年10月23日、24日に開催されたスーパーGT第6戦inオートポリスの観戦に行ってきました。
なぜスーパーGT観戦?
モータースポーツは結構好きなんですよ私。実は。
グランツーリスモは1~3まではかなりやり込んだし、PS4のグランツーリスモスポーツに関しても毎日ニュルブルクリンクを2周するくらいには好きです。かなり好きです。
妻曰く「速い乗り物が好き」だそうです。
どちらかというと乗り手の能力が顕著に出るバイク(motoGPやSUPERBIKE)の方が好きなのですが、車の方も好きです。
が、趣味の自転車についても言えることなのですが、基本的に私はプレイヤーでいたい性格でして、「好きなものを鑑賞・観戦する」よりは「自分が体験したい」という気持ちの方が強い。
なのでF1もmotoGPもSUPERBIKEもスーパーGTもテレビ放送があったとしてもよほど暇でなければ見ない。見なかった。
しかし。
お世話になっている方から、「知り合いがオートポリスのスーパーGT走るから観に行きませんか」とお誘い頂き、せっかくなので、ということで観戦に行ったのでした。
その知り合いとは、#87 グランシード ランボルギーニの坂口夏月選手です。GT300ですね。
スーパーGT観戦、かなり楽しかったのでまたいきたいな、というのが率直な感想。
スーパーGTとは
そもそも。そもそもですよ。
スーパーGTって何よ?という方もいらっしゃるかと思います。
特にこのブログ、見てくださっている方は自転車バカが多いと思いますので(これからカメラバカ向けのコンテンツも作っていきます)。
ということで。スーパーGTの説明いきます。
・スーパーGTとは
国内外の乗用車であるGTカーをベースに作成したレース車両を使用したサーキット自動車レースです。
GTカーとは、Grand Touringカーの略称で、長距離を高速で移動する車両ですね。簡単に言えばスポーツカーです。エコカーであるプリウスも走ってるけど。しかもプリウスめっちゃ速いけど。
・スーパーGTのクラス
GT300とGT500のクラス分けがあります。
発足当初は各クラスの車両の最大出力規定(GT300なら300馬力、GT500なら500馬力)だったらしいのですが、今となってはあくまでご参考で、GT500では550馬力程度の車両も走っているのだとか。
・出走している主な車両(ベース車両)
HONDA NSX
NISSAN GT-R
TOYOTA Supra
TOYOTA 86
TOYOTA PRIUS
SUBARU BRZ
LEXUS RC F
Lotus Evora
Mercedes-AMG GT3
Audi R8
Porsche 911
Lamborghini Huracan
Ferrari 488
こんな感じで、国産車が多いけども、ランボルギーニやフェラーリなどの夢のスーパーカーも出走している。
GT500は国産車しか出走しておらず、GT300には外車が混じっている。
今回のオートポリスでのスーパーGT開催、昨年はコロナ禍で無観客試合となった上に、中国九州地方での開催がなく、実に2年ぶりの開催と。
例年以上に九州近辺のモータースポーツファンが集い、盛況なイベントになったそうな。
出店もあるよ
ある意味モータースポーツの祭典みたいなものなので、出店もある。
出店の数は本当に多く、おそらく50以上のお店が出ていたかと思う。
焼きそばやたこ焼きやカレー、ステーキ(牛串)や肉巻きおにぎりなど、おいしいごちそうがたくさん。
チームスポンサーなどもブースを設けており、ここでいろんな体験ができる(あんまり詳しくない)。
オートポリスとは
オートポリス(AUTOPOLIS)は大分県日田市にある国際サーキット。
所在地こそ大分県ながらも、立地はほぼ阿蘇。
近隣の牧場や高原なども相まって風光明媚なロケーションが特徴的。
コースは低速コーナーが少なく、中速及び高速で駆け抜けるコーナーが多いことから、パワーのある車両が有利となる傾向。
ちなみに福岡県糸島市から高速を使って3時間ほど。結構遠い。
10月23日(1日目):予選
予選は各クラス分かれて行われる。
スーパーGTはノックアウト予選が採用されている。
これはつまり、予選そのものが勝ち抜き戦になっており、Q1(1度目の予選)のラップタイムで上位につけたチームのみがQ2に進み、Q2で再度Q1上位の中での決勝スターティンググリッドを決めるというもの。Q2に進めなかったチームはQ1の時点で決勝スターディンググリッドが決まる。
さて、私はというと、人気スポットの1コーナーかじりつきスポットに入ることができたので、そこから撮影。
超高速でホームストレートを走ってきたGTレースカーがフルブレーキングからのコーナリングをするシーンを、おそらく最も近い位置で見れるのがここ。
以前バイクを撮影した際は600mmでも足りない感触があったけども、相手がGTレースカーならちょうどいい感じ。
GT500のNSXとGT-Rが4ぬほどかっこよくて4ぬ。
10月24日(2日目):決勝
前日の予選(Q1、Q2)で決まった順にスターティンググリッドに並ぶ。
チームとドライバー紹介の後、国家独唱がどこかのタイミングで入ったと思うけど、フォーメーションラップからアクチュアルスタート。
それまでもそこそこの轟音を響かせていたGTレースカー達がフルスロットルでけたたましい排気音を奏でながらホームストレートを通過していく。
ホームストレート観客席は雨避けの大きな屋根が全体に渡って設置されているのだが、これがGTカーが奏でる轟音を反響してさらにすごい音になる。
0歳の次女はその音の大きさにビックリして大泣きしていた。
私はというと、しばしホームストレート観客席で観戦したのち、前日の1コーナーかじりつきスポットへ。
ただしここは超人気スポットで人一人入れる隙間がない。
仕方なく少し離れた土手でランガン(RUN&GUN。釣り用語で、移動しながら釣りを行うこと)開始。
これが功を奏して、ランガンすることでいろんな構図で撮ることができた。
かじりつきスポットに入っていた場合はおそらく構図が固定され、また1級スポットであるので動くのももったいなくなって、同じ構図の写真を量産していたこと請け合い。
釣りも写真も同じで、いろんな場所からいろんな構図で撮ってみる。これ大事ですな。
抜こうとするNSX、譲らないランボルギーニ。
こういった大興奮な一幕も撮れた。コーフン。完全に接触していた(この後ランボルギーニの右ドアパネルが削れてた)
レース展開は波瀾万丈。
優勝候補筆頭のRed bull NSXがレース序盤にして右リアホイールが外れるトラブルや、度重なるフルコースイエロー(FCY)・セーフティーカー導入。
見ているこちらとしては、「また徐行!?」という感じはあったが、今季3度目のエンジン交換によってピットストップのペナルティを課せられていたトヨタスープラ勢は徐行区間をうまく使いトップと大差ない状態に持ち直したそう。
前日予選と当日決勝も明らかに1台だけペースが違った(速かった)優勝候補のRed bull NSXがトラブルによりレースから退いた後も熾烈なトップ争いがあったが、最終的にはARTA NSXが独走する形で優勝。NSXかっけえ。
GT500アクチュアルスタート直前 |
GT300アクチュアルスタート |
先頭車両なんだこれ?Renaultか!?と思ってたらまさかのプリウス。めっちゃ速くてポールトゥウィン |
JLOCランボルギーニの88号車など。後ろには坂口夏月選手が駆る87号車も |
グランシードランボルギーニ。えんじ色がよき。 |
ランボvsGT-R |
ランボー怒りの1コーナー立ち上がり(?) |
坂口夏月選手が昨年所属していたマッハ車検とランデブー |
ランデブー |
純正のスタイリングが活きててかっこいい |
こちらは純正のスタイリングなど微塵も残らない魔改造プリウス |
この黒いの、最後まで何か分からんかったけど。Lotusですね |
ランボを流し撮りで |
NSX流し撮り。かっけえ。 |
NSX流し撮り。Red Bullのペースが明らかに違った。 |
たしかグランツーリスモにもあったMOTUL AUTECH GT-R。私はPENZOILに塗り替えました。 |
Supra。GT-RやNSXに比べて少し車体がコンパクトな気がした。 |
GT-Rかっこいい・・・。 |
魔改造プリウスもかっこいい・・・。 |
SS 1/30が決まった瞬間 |
これもSS 1/30 |
これも(略 |
フェラーリ。グランツーリスモスポーツではかなりフェラーリ 488 GT3で遊んだ |
どうしてもこの車撮っちゃう。かっけえから。 |
優勝したARTA NSX |
SS 1/100だったような |
元所属チームと記念撮影 |
NSXがディスコンって悲しいな |
来年以降のスーパーGTはHONDA車両どうするんやろう |
ランボこの角度いいね |
アツいバトル |
完全に接触してます |
左ドアパネル削れてます |
バトル継続 |
激アツの展開ですわ |
テールトゥノーズ!!!! |
カルソニックスカイライン。成績はいまいちやけど、かっこいいからよし |
BMW。グランツーリスモスポーツではいつもトップ。 |
ZENT Supra。今回ピットストップペナルティがあったはず。 |
GT-Rかっけえ・・・。 |
GT-Rかっけえ・・・。 |
LEXUS RC F |
AMG。かっこいい。 |
やっぱ流し撮り |
流し撮りしか勝たん |
最後はカルソニックスカイラインで |
初めてスーパーGTを観戦してみて
今回、お誘い頂き始めてスーパーGTを観戦・撮影できたことがとても嬉しい。
乗り物がもともと好きやし、それを撮るのも好き。
その中でいろいろと手法や構図を凝らし、GTレースカーがかっこよく映るように撮影するのが更に楽しい。
速さだけを追求された車両というのは美しい。
また、NSXが今年でモデル終了になってしまうことからNSXの写真かなり多めに撮りました。
更に、初代グランツーリスモではカルソニックスカイライン(R34)をよく使っていた親近感から、カルソニックを初めとしてGTRも多め。
スーパーGTの車両は迫力あってかっこいい。
もっとうまく写真を撮れるようになろう。
もっとかっこよく写真を撮れるようになろう。
そう思えた貴重な2日間でした。
使用機材
次の機会は一脚持っていこう。モータースポーツ撮る時は毎回思うけど、面倒で・・・。
ただ一脚を使うと低速シャッタ時の手振れが全然変わってくると思われる。
撮影設定
f/10 1/400秒 ISOオート 車両はほぼ止まった状態。歩留まりはほぼ100%。
f/10 1/100秒 ISOオート ある程度流れる。歩留まりもそこそこいい。
f/10 1/30秒 ISOオート めちゃめちゃ流れる。歩留まり超低下。ほぼ失敗写真。けど決まれば最高。
ちなみに
南阿蘇に宿を取ったけども、朝晩めちゃくそ寒かった・・・。
そんな中、こんな写真も撮ってみた。
α7RIV+LA-EA5+SAL2470ZAで撮影。
合成写真って好きじゃなかったけど・・・イイナア。
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