2021年9月12日日曜日

[ロードバイク]タイヤブートがあってよかった長野峠サイクリング[日常]


 

前日の投稿に記載した通り呼子に行く予定だったのですが。


そうじゃなかったのと、タイヤブートがあって九死に一生を得た、という話。



天気予報が変わった


起きたのは予定通りの04:30

台風接近中につき天気予報がコロコロ変わるため、念のため天気を見てみると、

【09:00には雨】

ん、これ。呼子無理やん。

ということでちょっといろいろと悩みながら目を瞑ってみると気付いた時には1.5h過ぎてた。

これがタイムトラベル・・・怖い。


家出るまで行き先決めず


雨に濡れるのは嫌やなあ、と思いつつも7時前には出発。

ひとまず行き先は決めず。

この際いつもの糸島一周でもいいし、唐津往復でもいいし、峠でもいいかな、とか思いつつ。


選ばれたのは長野峠でした


なんとなく、

「そろそろ登れるんじゃね」

なんて思いながら長野峠方面へ。



その予感は的中することなく、登り区間は全体的にきつかったんですが。

時々撮影しつつ、10km/hを上回ることない鈍行でピークへ。


下り楽すぃ


下りは楽しいですなあ。

この後発症するバーストパンクがここで起きなくてよかった、と心底思いはしますが。


このあたり動画作る予定なので、気が向いたら公開します。


下りもそこそこ踏んで、自己ベスト2位で浜玉まで。


虹の松原セブンイレブンで小休止


疲れたら小休止しましょうそうしましょう(どっかのFT村節)。


先日カンブリア宮殿で森永製菓が取り上げられ、その中でアイスの中でもダントツ1位の売り上げを誇るチョコモナカジャンボは、その食感(パリパリサクサク)の為に並々ならぬ研究と対策がされている、という逸話を聞いて、久々に食べたくなったので。




「チョコモナカジャーンボ!!!!」


随分お店の冷凍庫で眠ってたのかちょっとモナカがしなっとしてたけど、安定のうまさ。

夏が本格的に終わってしまう前にまた食べよう。



モンスターの青がよかったけどなかったのでこれで。パワーチャージ。

ここで唐津からトレインを組んできたサイクリストたちと少し雑談したんですが、呼子の朝市は蔓延防止措置で閉まっているらしく、行くとしたら食べたいと思ってた朝市の寿司が食べられないことが判明。


今日の目的地からは既に外れているけども、行かなくてよかった。教えてくださってありがとうございます。


糸島に向かうというサイクリスト達を見送り、チョコモナカジャンボをレッドブルで流し込んでこちらも糸島の自宅向けて出発。


スタート時間差5分差くらいなので、ワンチャン追いつけるか?


帰りきつ過ぎる件について




意気揚々とスタートしたものの、バチクソきつい・・・。ほぼ風はないけど30km/h+αくらいが関の山。きつい。


べ、べつに追いつかなくったって悔しくないんだからねっ!


とツンデレ発動して踏むのやめようかなどうしようかなー、と悩み始めた頃、二丈PAで休憩している先ほどの集団を追い抜くことに笑

なんか拍子抜けではあるけども、まあいいや。きつい。




あ、こんなところにフォトスポット(カメラマーク)が。

休みたいわけじゃないけども、せっかくなので写真を撮ろう。休みたいわけじゃないけども。




そこそこデカい黒鯛(上からはよくわからず、ボラかな?とか思ってたけど)が泳いでいた。


ここ、よくフカセ?やっている釣り師をちょくちょく見るのはそういうことかー、と。


休憩してよかった。


あ、違う写真撮りたかっただけ。


ここで先ほどのトレインに再度抜かれるが、再スタートしてほどなくして再度抜き返す笑


バーストパンク


トレインを抜き返して、途中ちょっと寄りたいところがあったので曲がり際に先ほどのトレインが後ろにいたので挨拶してさようなら。


ここで路面がかなりよくなって気付いたのが、後輪が周期的にボコボコしてること。

こういうケースでよくあるのは、

①スポーク折れ

②タイヤのケーシングの繊維が切れてコブができてる

③泥の塊が付いてる

の3パターンが考えられるんやけど。


どうか③であってくれー、と願いつつ後輪確認すると、タイヤが破れてましたー笑


ただケーシングは完全には破損しておらず、まだ走れそう、かつ家まで10kmもないのでなんとかゆっくり走ることに。


で、残り10km中3km地点くらいでバースト。


ああ、これはめんどくさいことになったなあ、ととりあえず止まって対策を考える。


からの復活




どうも何かを踏んでケーシングを突き破ったわけではなく、トレッドの摩耗と劣化によってケーシングまで達してしまった模様。


もう3年前のタイヤやもんな・・・。


タイヤが破れてバーストするケースでは、単純にチューブの入れ替えだけではおそらく1kmも走れない。


そもそもこのタイヤの亀裂を何とかして、チューブの変形やケーシングからの飛び出しによるパンクを予防しなければいけない。


そうなると必要になるのがタイヤブート。



あるんだなこれが・・・

これ、10年前の自作物やけど、物自体はクリアファイルの切れ端と両面テープで超低コストで作れるタイヤブート。


ParkToolからTB-2という製品も出ているけども、3枚で800円と高くはない(単体で見ればまあいい値段やけど、使う機会はそう多くない)ので、自作するなり買うなり自由にすればいいと思いますが、これは持っていて損はない(バーストによる走行不能状態を抜けられる可能性が高い上に保管の邪魔にならない)のでぜひ。


リスクというのは、顕在化の可能性と顕在化した際のインパクトでよく評価されるのですが、「タイヤが破れる」という事象は、発生確率は極めて低いながらも、発生すると走行不能に陥るという極めてインパクトの大きなリスクでもある。

「そんなこと滅多に起きないから」というのはもちろん間違っていないけども、起これば間違いなく大変になるので、対策が手間でなければぜひやっておきましょう、ということ。


南海トラフ地震に備えるよりずっと簡単です。


タイヤブートを買う(もしくは作る)

ツール缶もしくやサドルバッグに忍ばせる

以上です。


なかには「お札がタイヤブート代わりになる」という人もいますが、お札使いたくないですよね。

それで破ってしまったりすると、法的に罰せられる可能性もゼロではないですし(参考:貨幣損傷等取締法)。


そしてパンク時の音がどう考えてもバーストだったのでチューブはズタズタかと思いきや、小さい穴だけやったので、なんとか補修できそうってことで。




これ。ParkTool(パークツール)のSuper Patch(スーパーパッチ) GP-2

これ、ロードの高圧にも普通に耐えられる(補修したチューブ1年以上使った実績あり)のでとても有用。

Panaracerから同じようなものが出ているけども、あちらは高圧には耐えられない(糊が弱く空気の通り道ができてしまう)ので注意。


自作タイヤブートを張り付けて、チューブを収めてタイヤもリムに嵌めて。


CO2ボンベで一気に空気を入れておしまい。

触った感じ5barくらいやけど、まあ家までは大丈夫でしょ。

自転車携行の空気入れはCO2ボンベ派です。


ローテーション方向気にせずタイヤ履かせたけど、どうせ帰ったら捨てるタイヤなので気にせず笑

そのまま残りの行程を難なく帰宅。


帰宅してから


帰ったらタイヤはこんな感じ。

まあこの下にクリアファイルがあるので耐久性については言わずもがな。

とりあえずチューブはそのまま使えるので再利用するとして、タイヤは前後とも変えてしまおう、ってことで、今履いているPIRELLI PZERO VELO 25CからストックしていたSCHWALBE Pro ONE 25Cへ。

このタイヤのビードがきつくてきつくて。


背筋を全力で測定するがごとく、ビードを伸ばしはしたけど、まったく手でハマらん。


なんなのこれ?いやがらせなの?


フロント1本変えるのに30分以上掛かり、最終手段のタイヤレバーを使ってしまった。チューブ傷つけてなくてよかった。


チューブレスイージーだからなのか。


そもそもチューブレスイージーって何!?全然イージーじゃないんですけど!こちとらクリンチャーですが!!!!

リアは即効魔法発動!タイヤレバー使ってビード落とし!使ったので10分くらいで嵌められたが。

たぶんこのタイヤを買うことはもうないかな。。。




その後シャワー浴びて切らした自作タイヤブートを再度作って。




季節ものの月見バーガー(濃厚とろーり月見やったっけかな)食べますた。おいしかった。



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