2022年7月13日水曜日

葛藤

会社員であると同時に個人事業主でもあり、クリエイターの顔も持つ私。

クライアントとのやりとりでストレスフルな毎日を過ごしている。

いつぞやのVIDEO SALON

以前買ったVIDEO SALONに「映像クリエイターのお金事情」みたいなコーナーがあった(これがあったから買った)。

その中に、クリエイターとしてのアドバイス(だったと思うが)

「口は出すけど金は出さないクライアントとは関係を切った方がいい」

と仰る方がいた。


クリエイターとしての姿勢

私もクリエイターとしてはまだまだ勉強する身ではあるけども、ご依頼を頂いた仕事についてはクライアントが満足するように(100点は無理でも90点は取れるように)やっているつもりである。

会社員としての役割上、クリエイティブな業務そのものよりも、PJリーダーといった、プロジェクト推進やリスク・課題管理、コミュニケーションをより優先度が高いタスクとして持つことも多い。

そんな都合上、個人でやっているクリエイター業の方でも、リスク管理・課題管理は欠かさない。

リスク・課題ばらしやその管理が不十分でクライアント及び自分自身に不利益を被るのは避けたいからである。

これについて、クライアントから「めんどくさい」と一蹴されてしまった。


物事は言い方がすべて

ある意味、責任をもってプロジェクトを推進するために必要なことを自らやっている。

感謝はされても恨まれる筋合いはないのである。

会社員だと、どんな人間でも受け入れざるを得ない(好きか嫌いかは置いといて、チームメンバーであればどんな人間でも一緒に仕事をせざるを得ない)のだけども、個人事業となるとそうもいかない。

クライアントに嫌われる=仕事がなくなる=生活ができなくなる

という方程式が簡単に成り立ってしまう。

しかしこれはあくまで専業の話。

私には本業もあるので、個人の仕事がたとえゼロになっても普通に生きていける。

ということで、クライアントに嫌われようが、次の仕事がなくなろうが、お互いの不利益にならないように動いてきた。つもりである。

その中で、中々思ったように動いてもらえないこともあり、実際にリスクとして対応を進言していた出来事の対策をしてもらえず、トラブルが発生してしまった。

「思ったように動いてもらえなかった」というジレンマから、クライアントに対して正論を振りかざしてしまった。

そしてクライアントはお怒りに。

ここにきて、会社員として働いている時に他者に感じていた

「正しいことを言っていても言い方を間違えると相手の心には響かない」

ということを、自分自身がやってしまっていた。

正しければ何でもいいのではない。

ある意味、正しくないことでも、言い方さえ間違えなければ、人の心には響く。かもしれない。


いろんな選択肢がある

他責思考はよくない。

今回の場合、

「クライアントが思い通りに動いてくれなかった」

「クライアントが正論に対して怒った」

と他責にすることは簡単である。

でも裏返すと

「自分がクライアントを動かせなかった」

「自分がクライアントを正論を振りかざすことで怒らせた」

とも取れる。

そういう選択を、自分自身で(感情的になったとしても)している。

だからといって発生した不利益を私が被るのはおかしな話なのであるが。


個人の仕事というのは結局

受注側が個人の場合、その人間性が色濃く「次の受注を取れるか」に反映されてしまう。

「あんまりめんどくさいともう仕事あげないよ」

というようなことを遠回しに言われた。

「こっちから願い下げ」

と思うのか、

「それでもこのクライアントを乗りこなしたい」

と思うのか。

少し考えようと思う。


いずれにせよ、自身の神経をすり減らしながらクリエイティブな仕事をするのは何か嫌だな、とも思う。

人生は楽しいものである。

特に個人の仕事の場合、気に入らなければ受けなければいい。

これはクライアント側にも言えることで、クオリティ及び価格に満足していないのであれば、発注しなければいいだけの話なのである。

コンビニ行って、「このおにぎりおいしくないから半額にして」なんて言わないですよね。


と、こんなことを書くのも

きっと自転車に乗っていないせい。

今日は起きたら05:00。出発時間である。

よって朝練はDNS。

昼間も会議はないのでどこかでポタろうかと思っていたけども、他人の会社の方もトラブルが起きておりその対応で抜け出せず(別にこっちではストレスはたまらんのだけども)。

結果、片道1km程度のマルキョウにCAAD10で卵買いにいくだけ、というポタリングにもならないライドを刻んだわけやけども、常々自分にとっての自転車は「心の洗濯」であると再認識させられる。

汗とともに心が洗われ、走行風で心の涙も乾く。一人で考えを整理する時間にもなる。

健康・体力向上、それ以上に大切な役割を担っている時間である。


明日は雨予報。

なれど雨は昼前からっぽいので、朝練しよう。外を走ろう。

万一朝から降っててもローラーやろう。


こういうしょうもないことで家族に心配かけたり、八つ当たりしたり、はしたくない。

自分の機嫌は自分で取ろう。

Amazon Primeデーポチポチ 笑

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