2016年12月1日木曜日

自分の身は自分で守るということ

「最近釣りしてまっかー」

「最近は以前からちょっと主旨変えましてー大物狙いしとりまー」

みたいな話から、ちょっとお説教に近い話をしたのでそんな話を。




まず、件の人はもともと堤防アジンガーでした。

最近は、―どうも以前一緒に釣りした際にボクがヒラスズキタックルでタチウオやら何やらをいろいろ掛けたのが楽しそう、と感じたらしく―、大物狙いになっているそうです。

狙いはヒラメ。

ヒラメを狙うにあたり、ついにはウェーダーにも手を出してしまったそうです。


ちょいちょい。

ライジャケすら最近初めて買ったような人が、ウェーディングなんてして大丈夫かいな?

と感じたのが率直な感想。


で、いきなり眉をひそめるのもアレなので、

「ほー。ウェーディング気持ちいいっすよねー」

なんて入りから、

「どこでウェーディングするんすか?」

と聞いてみると、サーフや地磯だと。

ちょいちょい。

どんなウェーダー履いてるかは知らんけど、ウェーダーで地磯はちょっと危なくないかい。


で、ボクの経験をお話ししました。

・同じような考えで、より深場を探ろうとウェーダーを買った
・足元まで波飛沫が掛かるような磯でもウェーダーを使用していた
・サーフウェーディングはエイが怖くて1回しかしてない

結果的にウェーダーは、1年近く所有していましたが、使用数回でゴミ収集場行きになったのですが、その過程はこうです。


―ウェーディングするにしても、エイガードなしでサーフで立ちこむのは危険すぎる

―ならばと磯で使おうにも、磯ではウェーダー自体が傷ついて防水性が保てないし、そもそも動きづらく、万が一落水してしまった際には数十kgの水が腰以下に蓄えられることとなり、磯に上がれるかどうかも不明(かつ、モタモタしてる間に波に揉まれて手足がズタボロになることは必至)

―そもそもウェーディングして釣りたいターゲットはない

ということ。

磯でウェーダーは危険なのでおすすめしないこと
サーフでもエイが危険すぎるので、その危険性と回避法をしっかり理解した上でサーフウェーディングをした方がいいこと

この2つをまじめにお話しました。

「エイがいないところでウェーディングします」

という謎の結論でまとめられてしまったので、まあエイにやられた時は盛大に笑ってやろう(笑ってすませられるレベルならいいですけどね・・・)と思います。



釣り人の中でも、


・ライジャケ着なくても俺は落ちない


という謎の自信に満ちたアホがいたり、



・ライジャケ着てるから落ちても大丈夫


というよく分からない論理をお持ちの人がいたりしますが、1つ間違いなく言えるのは、

・自分を守るのは自分以外の誰でもない


ということ。



クルマ運転する時も、

「俺はブレーキなくても運転できる」

とか

「ブレーキ効くからOK」

なんて発想しませんよね。


安全対策や装備は、あくまで

「事故が起こってしまった(もしくは起こりそうな)時に確率的に生存率を上げるもの」

であって、事故を起こさないようにする、という努力は自分自身でしなくてはならないのです。
(誰もあなたの死体を引き揚げたくはないのですよ)


そういった、自分を守る為の道具の1つが信頼できる磯靴であったりするのです。


地磯での釣りをこよなく愛し、地磯での釣りに対して一般の方々の理解を越えた魅力をに感じているボクではありますが、「怪我なく無事に家に帰る」が何よりも優先される(魚を釣ることよりもだ)ので、安全への配慮は怠りません。

うねりに伴うサラシができているような時や、波飛沫を頭から被るような状況では絶対に磯際には立ちませんし、ルアー交換や休憩をする際も必ず海の状況が見える状態で行います。

また、そういった安全が確保できる状況であることは、天気予報やGPVを見て入念に事前調査しますし、自分の安全が確保できないような釣り場には行きません。

そんなボクには、
フェルト底のウェーダーで地磯に突撃するなど、
自殺行為としか思えません。



by カエレバ


by カエレバ

あんまり関係ないですが、愛用している磯靴SHIMANO ゴアテックスFIRE BLOOD(FS-163L)の縫製が磯歩きで擦れて来ました。

これが完全に擦り切れてしまうと、生地が剥がれて最悪靴が分離してしまったり踏ん張りが効かなくなるのでどうしたもんか、と考えたのですが。

よくよく考えたら、似たような状況がありました。

アシストフックの、魚の歯対策。

熱収縮チューブを被せる人が大半ですが、ボクは瞬間接着剤でセキ糸を固めてしまいます。瞬間接着剤でコーティングして切断強度を上げているのですね。

というわけで、磯で擦れそうな縫製に関しては瞬間接着剤で補強しておきました。

見た目はややみすぼらしいですが、長く使う為と安全の為ならこれくらいよいです。




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