2016年9月14日水曜日

16カシータスMGLと16スコーピオンを比べてみた



2016年、ほぼ同時期に発売された、SHIMANOの
16 カシータスMGL
16 スコーピオン
どちらもソルト対応なバス用ベイトリールで、TKTNが次買うとしたら上記のどちらかだな、と目を付けているものです。





特徴としては、



HAGANEボディでなく樹脂ボディで、かつX-SHIP非搭載だが、MGL(マグナムライト)スプールにSVS∞という最新機能満載、ボディ番手は100番でやや大柄なカシータスMGL。




MGLスプールは搭載されていないが、HAGANEボディにX-SHIP搭載、ボディ番手は70番で小柄な16スコーピオン

といった具合。

ソルトでの使用、という前提を元に両者の特徴を紐解いていきます。

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// 遠投が必要
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ソルトでは穴打ちやピン打ちをほとんどやらないボクは、外洋の遠投が基本。
ということは、まずは飛距離を稼がないと仕方がないわけです。

スピニングでは飛距離に対してのリールの寄与はほぼない(と思っている)のですが、ことベイトに関しては、感覚的には「5割くらいリールが寄与しているのでは」という印象。

重くて回転性能の低いスプールでは、キャスト後に自動的にブレーキが掛かってしまい、当然飛距離が出せません。

遠投するならメカニカルブレーキは0にするのがいいのでしょうが、それでもスプールの重さに初速が足りなかったり、失速してしまったり。



スプールが重いというのは、慣性が高い、とも言えます。
慣性が高いとはつまり、物体がその状態を維持する性質が強いということです。

止まっているものは止まり続けようとする:回転の立ち上がりが鈍い(軽いルアーでは立ち上がらせきれない可能性あり)
等速で動いているものは、等速で動き続けようとする:回転の立下りが鈍い(失速するルアーに対して、スプールが過剰にラインを放出しようとする)

ルアーの速度に対して、スプールがリニアに回転速度を変化(ブレーキを掛ける)してくれれば、という考えからDC(デジタルコントロール)ブレーキが発案されたのでしょうね。シマノすごい。

さて、では慣性の高い(回転性能の低い)スプールに利点はあるか?というと・・・

たぶんない。

と思います。

キャスト初期の慣性が大きい(つまり重い)ルアーであれば、スプール重量によるスプール慣性は気にならないかもしれませんが、前述の通り、スプールの完成にルアーの慣性が多分に殺されてしまうであろう軽量ルアーのキャスティングが非常に困難になります。

また、同じく、重いルアーであれば直進性も高く失速しづらいので気にはならないかと思いますが、失速しやすい軽量ルアーであれば、スプールの回転が立ち上がったすぐあとにルアーが失速してしまい、スプールはその慣性の高さから高回転を維持してラインを放出し続けてしまう・・・

とどうなるか分かりますね。

バックラッシュです。

ただし、これ自体はボクはまだ理解できていないのですが、初速が速すぎることが問題となるケースも多く、それゆえにメカニカルブレーキの他にも遠心ブレーキやマグネットブレーキ等、過剰なスプールの高回転を抑制する機構があります。

んー。おもしろいですね、ベイトリール。

上記のようにバックラッシュを起こさないために、ストレスなく遠投する為には優秀なブレーキ機能も必要です。
DCブレーキ搭載の機種はまだ買えませんが・・・。



・飛距離スペック対決
カシータス:★★★★☆
スコーピオン:★★★☆☆
MGLスプール搭載したカシータスの勝ち。
ブレーキはどちらもSVS∞で互角かと


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// 大きな負荷が掛かるかも
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上述のように、ソルトでの外洋遠投では、何が掛かるか分かりません。
それこそランカークラスのシーバスのヒットもあり得ます。

そんな大物を相手にした際に、大きな負荷によってボディに力が加わった際に、樹脂ボディとメタルボディではどう反応が変わるでしょうか?

樹脂ボディは、負荷によりボディ自体が一時的に変形し、その状態でギアに負担を掛けると想定外の負荷のかかり方をしてしまい、ギアの効率(巻き上げ力)が落ち、最悪ギアの噛み合わせの悪化に繋がってしまうかもしれません。

その点メタルボディでは変形量が小さいのでギアへの負担もそう大きくないでしょう。

・剛性スペック対決
カシータス:★★★☆☆
スコーピオン:★★★★☆
HAGANEボディのスコーピオンの勝ち

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// 使ってて気持ちいいのはどちらか
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趣味の道具ですので、やはり自分の手になじむ、使いやすいものがよい

上記と少し関連しますがX-SHIP搭載されたスコーピオンは巻き心地がいいです。
これは実際に両者を手に持って比べたのですが、巻いた際のノイズが明らかにスコーピオンが少ないです。

スコーピオン⇒カシータス

と順に回すと、

「あ、これ全然ちゃうわ」

と思わず声が漏れてしまったほど。

また、使いやすさはボディサイズも関係します。

手の大きさや使うフィールド、合わせるロッドにも寄ると思うのですが、パーミングしやすい、持ち重り(ベイトリールはほぼ手の中にあるので、持ち重りはそれほどしません)しないか、というのが気になる点です。

TKTNはそこまで手は大きくないので、100番のカシータスよりもスコーピオンの方が手になじんでしっくりきました。

・使いやすさ(主観要素多数)対決
カシータス:★★☆☆☆
スコーピオン:★★★★☆
巻きのスムースさと手への収まりでスコーピオンの勝ち!

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// 結論
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・飛距離スペック対決
カシータス:★★★★☆
スコーピオン:★★★☆☆

・剛性スペック対決
カシータス:★★★☆☆
スコーピオン:★★★★☆

・使いやすさ(主観要素多数)対決
カシータス:★★☆☆☆
スコーピオン:★★★★☆

・総合(合計)
カシータス: ★★★★★★★★★☆☆☆☆☆☆
スコーピオン:★★★★★★★★★★★☆☆☆☆

というわけで、ボクの使用目的にはスコーピオンが合いそうです。


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// ちなみに
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店頭でクラッチを切ってスプールを空転させたところ、カシータス、スコーピオンともに

「いつまでまわんねーーーーーーん!」

というくらいにクルクル回り続けてました。

バスワンXTと全然ちゃうやん・・・。


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// とはいえ、どちらもいいリールですよ
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by カエレバ


by カエレバ


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// 合わせるならゾディアスがいいね
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by カエレバ


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// 入門用ならバスワン
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by カエレバ




by カエレバ


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// フロロよりナイロンのがしなやかで使いやすい
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by カエレバ

ラパラのマルチゲームナイロン、買ってみました




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