2016年4月28日木曜日

【質実】Fulcrum Racing 5 LG レビュー【剛健】



通勤用ロードにFulcrum Racing 5 LGを導入してしばらく使い込んでのレビューです。

フルクラムのロードホイールラインナップでは導入~ミドルレンジに位置するRacing 5。

2015年に「LG」の名を冠して、100g以上の軽量化を行いモデルチェンジ。

上位グレードであるレーシング3を食わんばかりのスペックをまとっています。




ここで、フルクラムのロードホイールラインナップをまとめてみましょう。



※Racing 0 NITEとかは割愛

まとめてみて気付いたのですが、レーシング1がラインナップから外れてるんですね。
(たしかRacing 0と同じリム/スポークを使ったモデルでハブのみが異なった気がします)

これを見ると、リムの共用や、ホイールとしての方向性が見えてきますね。

基本的にエントリーモデルからLG化されていき、適応タイヤ幅が25mm以上になっています。
そうすると、次にLG化されるのはRacing 3?といった憶測もありますね。

さて、ちょっと話がそれましたが、レーシング5 LGは、
性能はミドルレンジ
価格はエントリーモデル
級のお買い得物件、ということを先に申しあげておきます。

ホイールスペックとして上記以外で目立つ点は、
11速対応(付属のシムをかますことで10速にも対応→TKTNはシマノ10速で運用)
オフセットスポーク(11速対応の為、スポークホイール位置にオフセットが付いている)
といったところでしょうか。

総評としては、

リム精度 ★★★☆☆
ホイール縦剛性 ★★★★☆
ホイール横剛性 ★★★★☆
ブレーキング性能 ★★★☆☆
乗り心地 ★★★☆☆
平坦巡航性能 ★★★☆☆
加速性能 ★★★★☆
登坂性能 ★★★☆☆
空力特性 ★★★★☆
タイヤのハメやすさ ★★★☆☆
デザイン ★★★★☆
価格 ★★★★★

といった感じです。

剛性の高さにおいては目を見張るものがありつつ、この価格でこのホイールが買えるのか、という感動があるのがこのホイールです。

3万くらいでそれなりのホイールを、と考えている人には全力でおすすめしたい一品。

それでは細かく見て行きましょう。

■走行性能に関して


リム精度 ★★★☆☆
ホイール縦剛性 ★★★★☆
ホイール横剛性 ★★★★☆
平坦巡航性能 ★★★☆☆
加速性能 ★★★★☆
登坂性能 ★★★☆☆
空力特性 ★★★☆☆

リム精度は普通です。
これといって高いとは感じません。

しかし剛性が素晴らしい。

真円を保って回り続けてくれるので、ローハイトのリムながら平坦の巡航性能もそれなりに備えています。

特筆すべきは加速時です。
踏み出しや急加速時に路面にダイレクトに力が伝わっている感覚があり、踏む⇒進む、という流れに時間差を感じません。
※レーシング0はこのカッチリ感が更に高いです

大きめのギア比でトルクを掛ける
小さめのギア比で回転で走る

どちらも試してみましたが、特に違和感なし。どちらかというとパワーをしっかり掛ける方が、個人的には感触がよかったです。

リム含めてホイール全体としては、やはり軽量とは言いずらい為、登坂が得意とは言い難いです。
しかしその剛性の高さから、大ギアやダンシングでしっかりパワーを掛けた際には重量を感じさせない推進力を見せてくれ、重さの割にはそのネガは見えにくいです。

また、スプリントポジションからの大加速も行ってみました。
剛性の低いホイールであれば、バネ作用からホイールが路面を掴めきれずに後輪が浮いてしまうことがあるボクのスプリントですが、このホイールはしっかり路面に吸い付くようにして進んでくれました。

空力特性に関しては、特別高いとも感じませんが、普段使いにはこれくらいのリムハイトの方が横風の影響も少なく、よいと感じました。


■ブレーキング性能に関して


ブレーキング性能 ★★★☆☆

ブレーキング性能は至って普通です。
普通に止まりますが、特別ブレーキが効くとも感じません(SHIMANO R55C3ブレーキシュー仕様)
リムの継ぎ目がやや粗いのですが、使っているうちに気にならなくなりました。



■乗り心地に関して


乗り心地 ★★★☆☆

カッチリした剛性から、乗り心地はやや悪くなった印象です(32本スポークのホイールから交換)。
しかし、レーシング0のような超高剛性ホイールから比べると乗り心地はいいです。

ロングライドに使用してもまったく差し障りはありません。


■タイヤのはめやすさについて


タイヤのハメやすさ ★★★☆☆

こちらも可もなく不可もなく、です。
特にハメにくいとは感じませんが、はめやすいというわけでもありません。
(ワイドリム化されたのでハメやすくなるかと思いましたが)


■デザインについて



デザイン ★★★★☆

これは個人的にはお気に入りです。
リムは白と黒のモノトーンで、ニップルが赤の差し色になっています。



スポーク本数もF18/R20と少なく、横から見た際もシャープでレーシーな印象を受けます。

また、ラチェット音は購入当初は控えめ「コリコリコリ」程度でしたが、走行を重ねて1,000km近くになりますが、やや音が大きくなってきて、「チリチリチリ」という音が鳴ってきました。

個人的に爆音のラチェットは大好きなので、今後更にラチェット音が大きくなることを祈ります。


■コストパフォーマンス


価格 ★★★★★

これ最高です。
もう文句のつけようがありません。

この性能(剛性、回転性能)でこの価格。いったい誰が文句を付けるのでしょう?といった価格です。

Amazonだと3.2万円。
同レンジのSHIMANO WH-6800は3.7万円ほどなので、Racing 5 LGが5,000円ほど安いです。

# 実はwiggleなら更に8,000円ほど安い2.4万円・・・これはもう価格破壊です

■最後に

・通勤(トレーニング込)用の高コスパホイールが欲しい
・ストック状態で付いてた鉄下駄ホイールから卒業したい
・気兼ねなく使える練習用ホイールが欲しい
といった方に超おすすめ!






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