2016年1月28日木曜日

ドライシールド・ジオロック・カットラバーピンフェルトシューズ(ハイカットタイプ) FS-155J 徹底的に使い込んでレビュー



落ちない為の装備。磯靴。
おそらく、ライジャケと同じくらいに重要だと思っているアイテム。

その第一歩として、2015年10月頃に購入し、1年と3ヶ月使ってみたドライシールド・ジオロック・カットラバーピンフェルトシューズ(ハイカットタイプ) FS-155J(以後155J)のレビューをします。





使用用途:磯、テトラ等での釣り
使用頻度:ほぼ毎週、土日2回

特徴としては、やはりboaシステムと、ジオロックという、シマノのソール張り替えシステムでしょう。

では全体的な評価から。

【個人的好みが分かれる項目】
デザイン   ★★★☆☆
履き心地   ★★★★★

【絶対的性能項目】
重量     ★★★☆☆
耐久性    ★★☆☆☆
グリップ力  ★★★★★(ビブラムソール時)
グリップ力  ★★★★☆(カットラバーピンフェルト時)
脱着のし易さ ★★★★★

【先立つもの項目】
価格     ★★★☆☆

【総合】
総合     ★★★★☆

デザイン   ★★★☆☆

デザインは、まあ普通かと思う。
正直、「DAIWAの方が若者向けデザインでかっこいい!くやしい!(><)」とは思うが、まあここは好みの問題もある。

しかしところどころにカーボン調デザインが取り入れられており、よーく見ると、なんや結構かっこええやん、と思うこともある。
が、まあ標準的ってことで★3 つ。


履き心地   ★★★★★

boaシステム(というかワイヤー)による履き心地のよさは、ボクは既にロードレーサー用シューズであるSIDI WIREで体験済みなんやけど、やはり磯靴においてもこのシステムの秀逸さは際立っている。

boaダイヤルを押し込んでグリグリっと回してやると、アッパー全体で足をホールドしてくれる。

惜しむらくは、夏場のベストサイズ25.5に対して、冬の厚着を見越して26を選び、やや大きい状態でのハードな使用が多かったこと。
boaを締めこむことでそれなりに安定はするけども、やはり「ちょっと大きい」と感じることが多かった。

しかしこれはボクの使い方であって、このシューズに対しての評価ではないので★のマイナスはなしで★5つ。

boaシステムめちゃくちゃいいよマジで。

ソールはしっかりしてるのに柔軟で、ゴツゴツした岩場で足の裏に痛みを覚えることは皆無。

ホームセンターで買った長靴を履いた友人と同じ行程を磯歩きしたが、友人が痛くて歩けない、といった場所も、155Jを履いたボクはスイスイ。


重量     ★★★☆☆

素材が結構厚いのもあって、少なくとも軽い部類ではない。

やはり磯場の移動等での疲労を考えると軽いに越したことはない。
しかしそこは耐久性とソールの衝撃吸収性とトレードオフといったところか?

155Jはその耐久性にもやや難があるの、というのはまたあとで。


耐久性    ★★☆☆☆

個人的に最も気になっているのはこの項目。

著しく耐久性が低い、とは言わないが、結構いいお値段するので、ボクの使い方でも2年くらいはもってほしかった、というのが正直なところ。

使用条件としてはかなり過酷で、切り立った崖を上り下りしたり、粗いゴロタ磯を1時間近く歩いたり、をこの夏場は毎週行っていた。



もちろんソールには際立ったダメージはないんやけども、大ダメージを受けたのがサイドの縫製部分。
岩の隙間に足を入れる(滑るとも言う)、切り立った崖で横向きの状態で踏ん張る、等を繰り返すうちに、サイドの縫製が擦り切れてしまい、アッパーとサイドが分離し始めた。

1回目こそフロロリーダー3号を2重にして縫い付けることで補修を行ったが、使っているうちにさらに擦り切れ⇒ほつれ箇所が増えてしまった。

結果的に、1年と3ヶ月で買い換えることにしたのだが、その際に、SHIMANO上位機種の縫製を見てみると、2重になっていることが分かった。
対して、本製品は1重。ううむ、上位製品は明らかに縫製強化している・・・。

この磯靴の名誉の為に言うが、普通に波止釣りしてたら縫製がほつれてアッパーとサイドが分離しました、ではなく、あくまで磯場での過酷な使用の繰り返しに耐え切れず、サイド部分が磯に擦れることで縫製がダメージを受けた、ということ。


グリップ力  ★★★★★(ビブラムソール時)
グリップ力  ★★★★☆(カットラバーピンフェルト時)


おそらくもっとも気になるグリップ力。

これはシューズそのものというよりも、SHIMANOのソール張り替えシステムであるジオロックの評価になるのだけども。

ボクが持ってるジオロックソールは2種類で、ビブラムとカットラバーピンフェルト。
デフォルトではカットラバーピンフェルトが装着されており、ビブラムを追加購入した形になる。

さて、まずはビブラムの評価から。

これはもう、
「やばい、めっちゃグリップする」
の一言。

濡れてツルッと大理石系や海藻がビッシリ生えた足場ではかなり滑るんやけど、それ以外では最強。
普通のラジアルゴム底みたいなものなので、アスファルト路面での歩行はスニーカーのごとく自然にできるし、テトラなんかでも、45°くらいの傾斜は余裕。
イメージ的にはハイパーVソールかな。
なおかつ、"乾いた"大理石系(引っ掛かりがない、滑りやすい)では、フェルトではそもそも滑る、フェルトスパイク、カットラバーピンフェルトでも接地面積の少なさとピンを引っ掛けることができずに滑ってしまうような足場でも、ビブラムはしっかり吸い付いて踏ん張ってくれる。



そしてラジアルゴムソールであるが故、洗浄が非常にしやすい(フェルト系に比べて)というのもポイント。

ピンフェルトソールと併せて、ビブラムも万能ソールとして揃えることを強くおすすめします。

次にカットラバーピンフェルトの評価。

こちらもグリップ力は高い。
通常のフェルトピンに比べてカットラバーが装着されることで、アスファルト路面でのグリップ力が向上している。
ビブラムがライト寄りな万能ソールなのに比べて、こちらはヘビーな足場に対しての万能ソール。
カットラバーにより、歩行時にスパイクのガチャガチャ音が鳴らないのもいいところ。

しかし、ビブラム、カットラバーピンフェルトともに言えるのが、その耐久性の低さ。
ソールとして崩壊する、という意味ではなく、長期使用に耐えられないという点ですね。

ビブラムは半年ほど、カットラバーピンフェルトも半年ほどの使用でカカト部分が擦り減ってしまい、シューズのベース部分が設置するようになった。

まあこれは、カカトを引きずるような歩き方も問題とは思う。

とはいえ、ソールは3,000円程度で購入できるため、半年に1度の定期メンテナンスだと思えば、そこまでコスパは悪くないと思う。


脱着のし易さ ★★★★★

このシューズの最も評価できる点はこれ。着脱のしやすさ。

ランガン時のクルマでの移動で、泥や海水で汚れたシューズでクルマに乗り込みたくない、磯靴では運転しにくい、といったときに、容易に脱いだり履いたりできるのは大きなアドバンテージとなる。
また、ちょっと休憩する際にシューズを脱ぐ、や紐を緩める、といったことも容易にできるのがboaシステム。

締め込み時はboaダイヤルを押し込んでグリグリ回すだけ。
緩める際はボアダイヤルを引き出してやればアッパー締め込み用のワイヤーはフリーとなる。

紐靴ではなしえない脱着の容易性。これだけでも評価する価値はある。


価格     ★★★☆☆

価格は定価で23,000円、実売で21,000円ほど。

これで2年もてば十分なコスパと言えるが、やはり縫製の擦り切れによる耐久性で減点して★3つ。


総合     ★★★☆☆

boaシステムによるフィット感と脱着の容易性、ジオロックソールのグリップ力をプラスに。
価格と耐久性(特に耐久性)をマイナスにして、総合では★2つ減点とした。

クルマでのランガンに。

テトラでの足元強化に。

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↓上位機種のFS-163Lは縫製の耐久性up。防水性は163Lが圧倒的に上です。さすがゴアテックス。


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