2015年11月27日金曜日

ボクのアシストフック


アシストフックは自作すると安くあがるし、自由度が高いし、何より自作の道具で魚を釣る、ということが楽しい。

僕自身、

「アシストってどうやって作るんや?」

というところから始まり、まだ自作始めて数か月の段階ではあるが、試行錯誤の末にひとまず落ち着いた着地点があるので、その手法を動画で共有する。

下記はテキストベースの説明。

作るのは、ティンセル付、アシスト長1cmの青物用シングルフック。

■必要な道具

・ミニ万力
 (フックの固定に必要。フック手持ち等は危ないので絶対にやめましょう)
・ノッター
 安いものでOK。ボクは石鯛ボビンというノッターを近所の釣具屋で350円ほどで買ってきて使用している。
 固定糸を指でつまんでの作業も可能だが、ノッターを使用することで格段に品質と効率が上がるのでおすすめ。
・ボビン
 ノッターとセットにする。ダイソーなどでボビンに巻かれたミシン糸を買ってきて、ミシン糸を捨てて固定糸(ボクの場合はPE 0.8号)をすべて巻いておく。
・はさみ
 アシストラインや固定糸の切断に必要
・ニードル
 アシストラインをチチワにする場合は必要

■必要な材料

・ソリッドリング
・アシストライン(150lb。120lbでもいいかも)
・フック
・ティンセル
・固定糸(僕はセキ糸は使わずにPEライン0.8号を使用)
・コーティング剤
 (今回は熱収縮チューブ及び瞬間接着剤は使わない)

■準備編

フックを作成する為の道具のセッティングを紹介。

万力を机にしっかり固定し、ノッターにボビンを装着。固定糸はノッターの足に1周させてパイプを通す。
糸がラインを通りにくい時は、先だけ入れて、糸を余らせた状態で反対側からストローの要領で吸ってやればよいです。

ニードルやソリッドリング等必要なものは一通り机の上に揃えておく(作業中にゴソゴソするのが面倒なだけ)

■作成編~アシストラインをソリッドリングにチチワで固定~

まずはアシストラインの芯を抜く。
切り口を少し揉んでやれば芯が少し飛び出すので、引っこ抜いてやればいい(これが結構気持ちよかったりするw)。

長さの基準とする為、半分の長さに二つ折りにして折り目を付ける。

芯を抜いたら中空になったアシストラインに、口を開いた状態でニードルを挿入。

半分の位置で折り返しても中を通ったラインの方がやや長くなるので、1mmほど折り目から行き過ぎたところでニードルをラインから出す。

出したラインの片方にソリッドリングを通し、ニードルに引っ掛けて、ゆっくりニードルを引っ張り、アシストラインを、グリグリやりながら引き込んでチチワを作る。
ここで焦ると失敗するので慎重に。
また、ニードルを掛ける位置が端に寄り過ぎていると繊維がほぐれて失敗するので、大胆に中央寄りにしましょう。

グリグリやってチチワでソリッドリングを固定出来たら、ラインを引っ張ってシャキッとさせてやる。

これにてアシストラインのソリッドリングとの固定は完了。

次はフックへの圧着へ。

■作成編~フックへのアシストラインの圧着~

やる人やらない人がいるが、ボクはフックに対して固定糸で下巻きをして摩擦力を上げてやる派。
代わりに、アシストラインのフック貫通はやらない。

ミニ万力にフックを固定し、固定糸をぐるぐる巻いて1往復させて下巻き。

まだ固定糸は切りません。

この状態でアシストラインを乗せ(リングとの向きは目的に合わせて変えること!)続いてアシストラインとフックに対してグルグル。
3~5往復すれば十分強度が出る。

この状態で、いったんコーティングで固定糸を保護する。

ここでもまだ固定糸は切りません。

■作成編~ティンセル装着~

ティンセルを好きな量好きな長さで切る。

ボクのやり方は、ティンセルを2つ折りにして装着する為、欲しい量の半分、欲しい量の2倍の長さで切り取る。

ティンセルの束の真ん中をフックの固定部に当て、固定糸を1周。
アシストライン側のティンセルを折り返して、更に固定糸をグルグルと1往復させる。

ここで固定糸を切り、ハーフヒッチ1回。

新たに巻いた部分を上からコーティング剤で保護し、乾かしたら完了。


■応用編

ティンセルいらないならティンセル装着の工程をカットして、コーティング前にハーフヒッチすればOK。
ダブルフックにしたい場合は(フックとソリッドリングの向きに気を付けて)1つのリングにもう1つチチワアシストラインを装着して同じ工程を行うか、シングルフック2本をスプリットリングで連結してダブルにするか。
個人的には、ソリッドリングの分コストが上がるが、安全性を考えて後者をおすすめする(フックがぶらぶらしてる状態で固定糸巻くとたまに指に刺さる)

ちなみに熱収縮チューブを使用しないのは、チューブに熱を加える段階でティンセルがボロボロになってしまうから。

以上。

アシストフック作成の一助になれば幸いです。
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